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このページでは、2017年度以降で、太陽光の設置を考えている方のために踏まえておくべきリスクについて解説いたします。これは、お客さんによっては「詐欺だ!」と裁判にまで発展する話しなのでしっかりと認識しておきましょう。

太陽光発電の今後はどうなる?

まずは、太陽光発電の今後について、解説していきましょう。売電が始まったのは1993年 日本国のグリーンエネルギー活動の一環として太陽光が世に出てきました。当時の価格は1kw 370万円。大体、4kw/1家庭 平均で設置するので、1500万円弱はかかる計算になってしまいます。


http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g80704b04j.pdf

 

これでは、あまりにも高すぎて世に広まらないわけですから、翌年の1994年から政府は補助金制度を導入します。ただ、太陽光は世の中に広がりだしたのは2009年以降になります。2009年から政府が余剰電力買取制度(売電制度)を開始し「太陽光=儲かる!」と世間に浸透していきました。

 

2009年以前は、太陽光発電で発電した電気は、買電価格と同じ金額で電力会社が買い取っていたため、価格メリットはありませんでしたが、この売電制度により買電価格よりもかなり高く売電することができ、「太陽光発電を設置すると金銭メリットがある」という状況に変化したのです。

 

そして、2009年48円/1kwhから始まった売電価格は2017年で28円/1kwhまで下がってきております。ここで売電価格について、再確認しておきましょう。1kwhとは「1時間でに蓄積できる電気量」になります。1kWシステムの太陽光発電機が1時間で蓄積する電気量が「1kWh」と覚えておきましょう。

 

一般て的に、設置する電気パネルは4kwなので、「4kW×12(時間)=48kWh」が1日で蓄積される電力量となります。48kwh x 20日(太陽が出ている日数) x 28円=が月の売電額になります。

 

この売電額は毎年下がってくるわけですね。そもそも、28円より安くなった場合、売電の意味がないのではないか?と思いませんか。下記の価格表は東京電力の電気料金プランになりますが、プランによって電気代も変わってきまます。


http://denryoku-gas.jp/utility/tepco/kwh-price

 

ただ、プランや時間帯によっては。28円よりも高い時間帯もあるようです。例えば夜トク8を利用している人であれば、午前11時からじゃないと安い電気料金で購入する事は出来ません。28円で売電出来るとはいえ、しっかりと初期投資をいくらに抑える必要があるかお店側と会話する必要がありそうです。

 

しかも、この売電価格は、今後はさらに安くなると言われており、政府のクールアース推進構想を踏まえると24円という目線も見えてきております。そのため、2017年以降に設置する人は何のために太陽光パネルを設置するのかよく考える必要があります。

 

確かに2010年、11年は48円/1kwhと高価で売電されていたためその価格で購入を始めた方々は、2019年までは儲かるビジネスと捉え参入していた人がほとんどでしょう。しかし、2017年以降は違います。「エコ」です。

 

日本は世界全体で、エネルギー効率を徹底的に高める努力として、次のものを提案しています。

日本の優れた環境関連技術をより多くの国に移転すること
世界全体で、2020年までに30%のエネルギー効率の改善をすること
ソース;ウィキぺディア

 

もしかしたら、エネルギー効率改善のため、電力会社から購入する価格が今より高くなる可能性もあります。このからの時代は、電力は自分で供給する時代です。そうです。蓄電池がマストアイテムとなるでしょう。太陽光を蓄電し家に供給する事が太陽光を設置する上での付加価値となってきます。

 

簡単に説明すると、蓄電池があれば太陽光エネルギーを蓄電し、そのエネルギーを使用する事ができます。蓄電池がない家庭は売電のみです。。

 

売電価格が下がる今、太陽光パネルだけ設置して売電するのみの時代は終わりを告げようとしています。蓄電池をうまく利用しエネルギー改善にも寄与していくとが重要でしょう。蓄電池があれば、停電になっても心配ご無用です。電気を貯める事が出来るため、非常用電源としても利用できます。

 

また、安い時間帯の電気を蓄電し、価格が高い時間帯の時に利用することができます。例えば、スマートライフプランだと、夜間の午前1時〜6時に17.47円で購入した電気を午前6時の時間帯で使用する事ができます。安い電気を蓄電して高く売電する事はコンプライアンス上出来ませんが、使用する事は出来るのです。


https://www.tainavi-battery.com/knowledge/solar.html

 

太陽光 x 蓄電池 これからは、建売住宅でも標準装備になるかもしれません。しかし、蓄電池の設置は費用もかかります。おおよそですが、300万円程度は見ておいたほうが良いでしょう。

太陽光発電のリスク

2017年に入り太陽光設置の際に必要な電力会社への申請に時間を要しており、太陽光設置に伴う費用を算出する上でも押さえておく必要があります。なぜならば、太陽光の工事が完了しても、電力会社の申請が下りないため、売電ができていないのにローンが始まってしまうケースがあるからです。

 

平成29年4月より、固定価格買取制度(いわゆるFIT法)が改正され、太陽光発電の設置に必要な事業計画認定(旧設備認定)の手続きが大きく変わりました。つまり、申請が面倒になったわけです。

 

最終的には、経済産業局のお許しをもらってから東京電力との契約を行うのですが、産業局も慣れていないのか、人がいないのかでテンパっているようで1ヶ月以上申請が通らないのです。

 

「遅いよ〜!」と電話をしたくても、基本的に繋がりません。7回かけて7回繋がりませんでした。しかも、申請不備があれば、また最初から申請やり直しです。

↓申請不備1回目

 

↓申請不備2回目

 

申請しても不備がありやり直し。この負のスパイラルに陥っている人が結構いるようです。

 

 

まさに、これこそが2017年から始まった法改正により、起きている困りごとです。これから太陽光設置をお考えの方は、申請が長引くことを踏まえてローンを組むようにしてください。

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